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 20周年記念誌
タイトル 院名 氏名
開業医をマインドコントロールする! 第2しもざとクリニック 院長 佐々良次 22

                    開業医をマインドコントロールする!

                                           第2しもざとクリニック 院長
                                                   下郷 泉

序章 定価販売
医業収入は社会主義で計画経済。支出は資本主義で市場経済。
収入と支出の経済構造が全く異なっているのがこの世界です。どれ程技術があろうが、
立派な施設であろうが関係なく定価販売≠フギョーカイ。医療をとり巻く環境は開業医を
確実にマインドコントロールしています。 

第1章 家元制度
学会場には点数をもらうために長い行列ができます。
今朝から私は替わりのDr.に代務料を支払い新幹線を利用して参加です。長い列に流され
ながら、一体、専門医制度とは何だろうとつぶやきます。学会の家元制度≠ヘ開業医から
時と金を同時に奪っています。

第2章 切り張り
開業医は月始めの一週間、レセプトにとりかかります。
レセプトが帳簿≠ニいうことに気づいたのは開業してからです。緑区医師会はしきりに
病名の整理を指導しますが、意に反して私のレセプトはたくさんの病名と注記を必要とします。
毎月7日目の朝になると事務員が内職を始めます。注記コメントを切り張り≠オ、レセプトに
のり付けする仕事です。しかし昨今のマルメの推進は、事務員をこの内職から解放する利点も
あります。

第3章 待合室
朝9時になると待合室は患者の家族であふれます。
ボケの進んだ高齢者、目と足が不自由な糖尿病の患者に同伴する家族です。社会的入院が
ままならないこの時代、外来透析といえども24時間診療です。どんなに苦労しようとも透析は
処置≠ノ分類され、今だに機械が透析を行なうものと認識されています。

第4章 必要経費
開業医の娯楽の定番にゴルフがあります。
身の状況を考えれば決してゼイタクでもなんでもありません。日曜、年末年始休診は
有名無実。食事に出掛ける時もポケベルとケイタイデンワ持ちゴルフはこのフットワークの
軽さを維持する為の必要経費≠ニ思えば十分に納得できます。

終章 幸福
では、マインドコントロールを解くキーワードは?
これは難問です。開業医は習い性。夜中に呼ばれても苦痛と思わない奉仕感覚。
自分が診ずに誰が診るという鼻もちならぬプライド。今のところこうした逆説得≠オか
なさそうです。「昼は仕事、夜は酒、休みはゴルフ」っていう極めて単純明快な幸福≠
追い求めるはずだったのがどこでどう間違ったのでしょうか。

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