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タイトル 院名 氏名
医療法人大雄会 第一病院        透析センター紹介 大雄会 第一病院 堀江 正宣 35


(医)大雄会 第一病院 透析センター紹介

大雄会 第一病院 堀江 正宣

 当院の透析センターのルーツは、昭和45年、先代の伊藤研会長が当時院内で多く発生していた腎不全患者の治療に心を痛め、自ら米国のクリーブランドクリニックへ出かけ、帰国後、中京病院の先生方の協力を得て透析器12台設置したことに端を発している。以来、透析患者さんの増加とともに、平成8年の大雄会第一病院の新館の竣工時に1フロア79床にまで増床された。同時に、各コンソールを光ファイバーで接続した日機装社製の中央監視システムを導入した。昼間透析は現在満床で、夜間透析はスタッフの関係で半数の40床で施行している。
 医療法人大雄会の病院は、総合大雄会病院と大雄会第一病院に500m程離れて分立している。診療科は、内科、外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、産婦人科、歯科口腔外科、眼科、耳鼻科、皮膚科、放射線科、泌尿器科、精神神経科、麻酔科、小児科がある。これに加えて、検診センター、透析センター、脳卒中センターがあって総合と第一病院の総ベッド数は450床である。そのうち、第一病院には内科、泌尿器科、眼科、形成外科、産科、検診センター、透析センターがある。平成7年に研修医指定病院、さらに平成9年には病院機能評価認定を取得している。
 透析センターは泌尿器科(岐阜大学)が担当しており、循環器科は名古屋市大に、腎内的なアドバイスは名大と名市大に非常勤でお世話になっている。透析関係の仕事では、元クリーブランドクリニックの中元覚先生の御指導に預かったことが大きい。泌尿器科常勤医師は現在5名で、病棟(50床)、泌尿器科外来、CAPD外来(56症例)、透析外来、手術と毎日忙しく働いている。当科の特徴としては、純然たる泌尿器科の他、腎臓内科的な仕事をもこなさなくてはならないことにあると思われる。重症筋無力症やlmmune complexdisease等の血漿交換も当科の仕事である。泌尿器科は神経保存膀胱全摘と代用膀胱(現在Hautmann30症例)および前立腺全摘を売り物にして、内視鏡的手術(TUR‐Pは年平均100例)を中心に尾張西部地区の中核としての役割を担い、透析関係手術はシャント手術とCAPDカテ留置術、PTX等で泌尿器科手術と合わせて年間平均500〜600例程度の手術をこなしている。泌尿器科は勿論、透析センターの仕事も多く平成7年に透析医学会の認定施設も取得した。維持透析患者はCAPDと合わせて現在280例で、透析患者の高齢化と糖尿病の増加は全国共通の悩みであろう。今後も、県内、県外の他施設の諸先生の御指導のもとに努力を重ねていきたいと考えている。
                             (記・堀江正宣) 大雄会第一病院透析センター
  TEL 0586−26−2003
FAX 0586−26−2013

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